ノートPCのキーボードの下にあるタッチパッドについて、無効・有効の切り替え方法と、知っておくと大変便利なタッチジェスチャー機能の使い方をご紹介します。
タッチパッドとはクリックやカーソル移動を行うデバイスで、Windows10搭載のノートに多く採用されている装置です。
マウスが無い時、もしくは移動中の狭い席で使う時など、マウスの代わりに使用します。
意外と知らない方も多いようですが、タッチパッドの使用用途はクリック、カーソル移動だけにとどまりません。
画面をスクロールさせたり、画面表示を拡大・縮小するような、タッチジェスチャー機能も備わっています。
とは言え、通常のマウスを接続して使う時にはキーボード入力中に手があたって誤作動が生じてしまう為、至極不要な機能なんですよね。
そこで今回は、覚えておくと大変便利な
ノートPCのタッチパッドのオンオフ切り替え方法
ノートPCをより快適に使うためのタッチジェスチャー
についてご紹介します。
Windows10も何度かアップデートが行われましたが、この記事では2020年最新版の方法を記載します。
タッチパッドの無効/有効設定方法
タスクバーのアイコンから行う
PC画面右下、タスクバーにある∧をクリックし、インジケーターを表示します。
ここにタッチパッドのアイコンがあればクリックし、タッチパッドのプロパティを開けましょう。
タッチパッド機能のオン/オフはこちらで行います。
左(|)がオン、右(〇)がオフです。
設定が終わったら保存をクリックしましょう。
デバイス設定から行う
タスクバーにアイコンが見当たらない場合、デバイス設定からタッチパッドプロパティに行きます。
画面左下のWindowsマーク→設定(歯車のアイコン)→デバイス
タッチパッド→追加の設定と進みます。
マウスのプロパティが開いたら、Dellタッチパッドのタブを開け、タッチパッドの画像か、その下のDell タッチパッドの設定を変更しますをクリック。
タッチパッドの設定画面が開きました。
タッチパッド機能の無効/有効、その他の設定はこの画面で行います。
左(|)がオン、右(〇)がオフです。
頻繁にオン/オフを切り替える場合は、システムトレイにアイコンを表示にチェック✔を入れておくと、タスクバーからすぐに設定へ飛べるので便利です。
設定が終わったら保存をクリックしましょう。
ショートカットキーで行う
タッチパッドの有効/無効の切り替えは、ショートカットで行うこともできます。
DELLの場合、FN + F5でオン・オフを切り替えられます。
ショートカットキーはメーカーによっても異なり、そもそもショートカットキーの割り当てがないメーカーもあります。
また、メーカーによっては複数存在するものもあるのですが、下記のとおりです。
Dell→FN + F5
Lenovo→FN+ Delete
TOSHIBA→FN+F5
Fujitsu→FN+F4
NEC→FN+F6
マウス接続時に自動的にオフにする方法
先述したように、タッチパッドは便利ですが、マウスを接続している時には必要ありません。
いちいち設定でオンオフするのが面倒な場合、マウスを接続すると自動的にオフになるよう設定しておきましょう。
DELLタッチパッド設定画面でマウスをクリック。
USBマウス使用時にタッチパッドを無効にするにチェック✔を入れ、保存で完了です。
USBマウスだけではなく、Bluetoothで接続したマウスにも有効です。
タッチパッドの便利なジェスチャー機能
タッチパッドをカーソル移動とクリックだけで使っている方も多いと思いますが、ここでは覚えておくと便利なタッチジェスチャーについてご紹介します。
2本指でコンテキストメニュー
2本指でタッチパッドをタッチすると、右クリックと同様にコンテキストメニューを表示する事ができます。
2本指でスクロール
タッチパッドを2本指(ちょっと離す)でスライドさせると、画面がスクロールできます。
2本指でピンチ ズーム
タッチパッドに親指と人差し指をくっつけて置き、2本の指を離すようにスライドすると、表示が拡大します。
3本指でアクティブウインドウ表示
タッチパッドを3本指(ちょっと離す)で上向きにスライドさせると、今開いているウィンドウが全て表示されます。
3本指でウインドウ最小化
タッチパッドを3本指(ちょっと離す)で下向きにスライドさせると、今開いているウインドウが全て最小化します。
4本指でアクションセンター表示
4本の指でタップすると、アクションセンターが表示されます。
終わりに
タッチパッドの無効/有効切り替え方法、タッチパッドに備わっている便利なジェスチャー機能についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
タッチパッドを使いこなして、ノートパソコンを快適に使っていきたいですね。