と思っていませんか?
確かに日本ではiPhoneユーザーが圧倒的に多いのが現状です。
iPhoneのスマホは10万円以上するものが大半ですが、それに伴う機能を使いこなしているユーザーは果たしてどれくらいいるでしょう。
そんな昨今、ゲームを快適にプレイできる事にのみ特化したその名も「ゲーミングスマホ」が、iPhoneの半額以下で手に入ることをご存知でしょうか?
スマホを買い替える時の選択肢が一気に増えますよね。
そこで今回は、ゲームを愛するゲーマーの方達に読んでもらいたい、スマホでゲームを快適にプレイできる「ゲーミングスマホ」についての記事です。
ゲーミングスマホとは?
高性能なプロセッサーを搭載したスマートフォンで、オンラインゲームや美麗な3Dグラフィックのゲーム等ゲームアプリをより快適にプレイするために設計されたハイスペックスマートフォンの事です。
どのあたりが普通のスマホと違うのか、選ぶポイントとなるゲーミングスマホの特徴を解説していきます。
高性能なSoC
パソコンではおなじみの、頭脳の部分であるCPU。
スマホの場合はCPの機能の他様々な機能を1つにまとめたシステムチップ SoC(System on a Chip)が搭載されています。
オンラインゲームや3Dゲームをサクサクプレイする為、ゲーミングスマホには高性能なSoCが搭載されています。
SoCは様々なメーカーが制作していますが、有名なものはSnapdragon、Helio、Kirinなどであり、後ろにつく数字が大きいほど高性能です。
クアッド(4)コア、オクタ(8)コアなどの記載はコア=脳の数、GHzはコアの計算速度であり、いずれも数字が大きいほど高性能であると言えます。
大容量のRAM
RAM(ランダムアクセスメモリ)とは、コンピューターが行った作業を一時的に記録する装置であり、RAMの容量が大きければ大きいほど、複数の作業を同時に行う事ができます。
ゲーミングスマホには大容量RAMが搭載されています。
大容量のROM
ROM(リードオンリーメモリ)とは、データを保存する領域です。
スマホでゲームをプレイするには非常に大きなデータをスマホにダウンロードする必要がある為、ゲーミングスマホには大容量のROMが搭載されています。
冷却システム搭載
ゲームアプリで遊んでいると、スマホが熱くなりますよね。
これは、複雑な処理を要するゲームアプリがCPUに大きく負荷をかけているためです。
スマホが発熱すると動作が重くなるので、ゲーミングスマホはこのような事態に備えた冷却システムが充実しています。
高いリフレッシュレート
リフレッシュレートとは、1秒間に静止画を画面に表示する速度で、リフレッシュレートの値が大きければ大きいほど画面のちらつきが無くなめらかに表示されます。
ゲーミングスマホのリフレッシュレートは高く、美麗な3Dキャラクターもなめらかに動きまわります。
ゲーミングスマホ選び方
前項ではゲーミングスマホの特徴について解説しました。
次は選び方です。
高い買い物ですので失敗は避けたいところ。
スペックと価格で自分のニーズに合ったものを選ばなければなりません。
そこで必要なのが、
どんなゲームをプレイするかを考えて選ぶ
という事です。
例えば、古いハードの移植版クラシックゲームやパズルゲームで遊びたい場合、そこまでのハイスペックを求める必要はないですよね。
逆に、最新の3Dゲームをプレイしたいならある程度性能にこだわらなくてはなりません。
さらに、ネット配信をやりたいなら多少値が張っても最新の高性能機種を選ぶ必要があります。
スペック比較&おすすめランキング
前述したとおり、ゲーミングスマホを購入する際に参考にすべきは、スペックと価格です。
現行の売れ筋モデルを比較し、さらに庶民層が現実的に手が届く価格にしぼって、独自のおすすめランキングを作成してみました。
第1位 | 第2位 | 第3位 | 第4位 | 第5位 | |
機種 | Xiaomi Poco X3 Pro | Xiaomi Redmi Note 10 Pro | ASUS ROG Phone3 | Xiaomi Black Shark 4 | HUAWEI NOVA 5T |
SoC | Snapdragon 860 | Snapdragon 732G | Snapdragon 865 Plus | Snapdragon 870 | HUAWEI Kirin 980 |
RAM/ROM | 8GB/256GB | 6GB/128GB | 12GB/512GB | 8GB/128GB | 8GB/128GB |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz | 144Hz | 144Hz | 60Hz |
本体サイズ 重量 | 16.53×7.68×0.94 cm 215g | 16.4×7.65 x0.8 cm 193g | 17.1×7.8×0.99 cm 240g | 16.38×7.64×0.99 cm 220g | 15.4×7.4×0.78 cm 174g |
バッテリー | 5160mAh | 5020mAh | 6000mAh | 4500mAh | 3750mAh |
価格 | ¥36,977 | ¥31,482 | ¥86,800 | ¥59,977 | ¥49,800 |
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Xiaomiとは?
スマホランキングにいくつも名を連ねるXiaomi(シャオミ)とは、中国のスマートフォンメーカーで、設立からわずか数年で世界シェアトップクラスに入ってきた実力派の会社です。
そんなXiaomiが、日本市場に本格参入するきっかけとなったゲーミングスマホはこちら。
ゲームをするための機能に特化し、iPhone等と比べても低価格な「ブラックシャーク」シリーズです。
特徴①ビジュアル
ゲーミングパソコンのスマホ版と言ったところでしょうか、いかにもゲーマーの心を鷲掴みにするデザインです。
ドコモやauなど、大手キャリアのショップで見かけるスマホは総じてシンプルに徹したルックスをしているので、まわりの人たちとの差別化も図れそうですね。
ちなみに背面の「X」の形状はマートアンテナの1つであり、持ち手でアンテナを覆い隠すことを防ぎ、通信品質を向上させるそう。
カラーバリエーションは、フローズンシルバー、シャドーブラック、グローリーブルーの3色。
メタリックな流線型ボディをエレガントに着飾ります。
特徴②サウンド
フロントに設けられた2基のスピーカーは、AI機能により最適な設定を自動検出する優れもの。
映画やゲームなど、シーンに合わせてユーザーに迫力のあるサウンドを提供してくれます。
さらにゲーム内での音声チャットをより快適にする2つのノイズキャンセリングマイクも搭載されており、マルチプレイゲームでのコミュニケーションもバッチリです。
特徴③冷却システム
ゲーミングスマホには欠かせない冷却システム。
ブラックシャーク2は多層液体冷却システムを搭載しており、主要な部品をカバーする冷却版で温度を約14度下げる事が実証されています。
この冷却システムはプロゲーマーにも認められている革新的なシステムです。
まとめ
知っているようで知らないゲーミングスマホのあれこれでした。
普段、スマホを手にした時によく利用しているアプリは何?
あなたの答えがゲームならば、選ぶべきものはゲーミングスマホ一択です。
高い買い物ですから、自分のニーズに合わせてスマホライフを快適にしていきたいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。