パワーポイント スタッフロールとスライドショー終了画面の設定

このページでは、スライドの最後に映画のようなスタッフロールエンドロールを入れる方法について解説します。

エンドロールが途中で止まってしまう時の対処法や、スタッフロール、エンドロールの最後をそのまま画面に残してスライドショーを終える方法もあわせてご紹介します。

エンドロールのスライドを追加する方法

短いエンドロールを下から上に流す方法

長いエンドロールが途中で止まる時の対処法

タイトルの最後の文字を残す方法

終了時に最後のスライドを残す方法

サンプル動画

 

このようなラストシーンは、卒業スライドショー記念フォトムービーなどをしめくくるには欠かせないコンテンツと言っても過言ではありません。

 

意外と簡単に設置できますし、フォトムービークオリティを上げるためにもぜひ取り入れてみてください。

 

このブログでは、幼稚園や小学校の卒業や進級の際に制作するようなフォトムービー、思い出スライドショーを、Power Pointだけで作る方法を初心者向けに図解しています。

 

PC初心者の方向けに図解していきますので、頑張って素敵なスライドを作りましょう!
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スタッフロールの作り方

エンドスライドを追加する

だいたいの場合、スタッフロール最後に流れるものなので、スライドの一番最後に新しいスライドを追加していきます。

 

画面左下のスライド一覧の最下部(写真のないところ)で右クリック新しいスライド

 

エンドスライドの入れ方はこちらで詳しく解説しています。
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追加したスライド内に余分な枠(タイトルなどのプレースホルダー)があれば、枠線を左クリック→DELETEで削除します。

 

まっさらなスライドが追加されました。

 

ここに、スタッフロールエンドロールを載せていきます。

 

挿入タブ→テキストボックス→横書きテキストボックスの描画で文字を入れる枠「テキストボックス」を追加。

 

テキストボックスが狭い場合は、四つ角にある〇をドラッグして広げましょう。

スタッフロールの内容を入力

枠内ダブルクリックするとカーソルが表示され、文字入力モードになります。

 

エンドロールとして流す文章を入力していきます。

 

フォント字の大きさなどはホームタブフォント設定から変えられます。

 

文章が長く、入力しづらい場合は、Windowsアクセサリメモ帳に入力し、全文コピー&ペーストしましょう。

 

メモ帳は、パソコン画面左下のWindowsマークすべてのアプリWindowsアクセサリの中にあります。

 

ワードなどでもOKです

 

テキストに 下から上に流れるアニメーションをつける

テキストを下から上に流すアニメーションは、長文であったり、文字が大きかったり、改行または空白が入っていたりすると、プレビュー画面で動作が途中で止まってしまう事がよくあります。

 

ちなみにこの現象はパワーポイントに限った事ではなく、他の有料動画編集ソフトでも起こったりします。

 

短い文章なら簡単な作業で終わるのですが、長い文章の場合はこのような不具合を避けるため、少し手間を加えて動作をつけます。

 

というわけで、ここでは短文を流す方法長文を流す方法2種類ご紹介します。

 

もし途中で動作が止まってしまう場合は長文の方法を試してみてくださいね

短文は「クレジット タイトル」で流す

短い文章なら、アニメーション「クレジット タイトル」をつけるだけで簡単に流すことができます。

 

テキスト枠を選択し、アニメーションタブアニメーションの追加その他の効果(E)…→クレジットタイトル

 

テキスト枠左上に数字がついたら、アニメーションが追加された証拠です。

 

次に、追加したアニメーション「クレジットタイトル」を自分好みに編集していきましょう。

 

アニメーションウィンドウを表示し、「テキストボックス1」ダブルクリックすると、設定画面が出てきます。

 

開始直前の動作の後を選択しておきます。

 

継続時間→これは文章が下から現れて上に消えるまでの時間です。

文章の流れが速すぎたら継続時間を増やし、遅すぎるようなら減らすなど、何度か試して最適な時間を入力してくださいね。

設定が終わったらOKボタンで完了です。

 

左上のプレビューで確認しながら設定しましょう

動作が止まる場合は スライドアウト で流す

先述したように、長文を流す場合などにはプレビュー画面で途中で止まってしまう事がありますので、スライドアウトというアニメーションを利用します。

 

パワーポイントのバージョンによっては「クロールアウト」と表記されています。

 

まず、入力したスタッフロールのテキストボックスを画面外下へ移動させます。

 

枠線を左クリックしたまま画面外下部へドラッグ。

 

次に、画面外へ移動させたテキスト枠を選択し、アニメーションタブアニメーションの追加→終了アニメーションの中からスライドアウト

 

このあと行うスライドアウト設定変更のために、アニメーションウインドウも出しておきましょう。

 

追加したスライドアウトアニメーションを自分好みに設定していきます。

 

アニメーションウィンドウに表示されている、テキストボックス1ダブルクリックすると、設定画面が出てきます。

まず、効果のタブを開け、方向上へ

次にタイミングのタブを開け、開始直前の動作の後

 

継続時間文章が下から現れて上に消えるまでの時間です。

文章の流れが速すぎたら継続時間を増やし、遅すぎるようなら減らすなど、何度か試して最適な時間を入力してください。

 

設定ができたらOKボタンで完了です。

 

左上のプレビューで確認しながら設定しましょう

スタッフロールの最後を停止して表示させる方法

サンプル動画のように、エンドロールの最後の画面を停止させ、残したまま終了する方法をご説明します。

最後に表示させたい部分を位置付ける

スタッフロール、エンドロールの一番最後の部分を、停止表示させたい位置まで動かします。

 

テキストボックス枠線にマウスポインタを置き、左クリックを押したまま上にドラッグしましょう。

 

長文でテキストボックスが長い場合は動かしづらいと思いますが、ちょっとずつ小刻みに動かしていきましょう。

開始アニメーション「スライドイン」を設定

追加したテキストを選択し、アニメーションタブ→アニメーションの追加→開始アニメーション内のスライドインを選択します。

 

パワーポイントのバージョンによって、「クロールイン」と表記されている事があります。

 

先ほど作成したスライドアウトの設定方法と同様に、アニメーションウインドウを表示し、行をダブルクリックして詳細設定に進みます。

 

 

効果のタブを開け、方向下から

 

タイミングのタブを開け、開始直前の動作の後

 

継続時間文章が下から現れて真ん中に表示されるまでの時間です。

 

文章の流れが速すぎたら継続時間を増やし、遅すぎるようなら減らすなど、何度か試して最適な時間を入力してください。

 

全て設定できたらOKボタンで完了です。

 

左上のプレビューで確認しながら設定しましょう

 

終了時に最後のスライドをそのまま残す方法

デフォルトではスライドショー終了時に真っ黒の画面に戻るように設定されています。

 

スライドショー終了後も、先ほど作成したエンドスライドを残したままずっと表示させておく方法をご説明します。

 

画面切り替えタブ画面切り替えのタイミングのチェックを全て外します

 

今までのスライドでは自動的に切り替えにチェックを入れましたが、最後のスライドは外します

 

これで、スライドショー終了後もエンドスライドをずっと表示させておくことができます。

 

細かい部分ですが、スライドショーの余韻を残すためにも重要な設定です

終わりに

今回は、映画のようなエンドロールを設置する方法についてご紹介しました。

 

無事イメージ通りのラストシーンが出来上がったでしょうか?

 

バックに動画や画像を表示させたり、エンドの文字を右下に表示させてみたり、いろいろと応用してみてくださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!
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