ビデオスタジオ 動画・画像のトリミング 画面中央に配置し直す

今回のビデオスタジオ小技・備忘録は、動画・静止画像のトリミング方法です。

静止画像をトリミングする場合は、windows標準装備の「フォト」や「ペイント」などで簡単に必要部分だけ切り抜けますよね。

このようなトリミングを、ビデオスタジオの機能で静止画像や動画に施す方法をご紹介します。

古いバージョンのビデオスタジオでは動画や静止画像の上下左右をカットするようなトリミング機能が無い為、フィルターの「クロップ」をうまく使って不要部分を隠し、画面中央に配置し直すという方法をとります。

画面をキャプチャーした動画などで、範囲指定枠がはみ出してしまっていた時や、字幕テロップや時間表示などを隠すのにも有効な手段です。

初心者の方でもうまく操作していただけるように、分かりやすく図解していきますので、参考にして頂ければ幸いです。

動画、静止画像のトリミング方法

まず、トリミングしたい動画、静止画像を選択します。

例として、ここでは画面上側の不要部分を消します。

フィルター→クロップを動画にドラッグ。

クロップは2Dマッピングにあります。

画面右側のオプション→属性タブのフィルターをカスタマイズをクリックします。

こちらがクロップのカスタマイズ画面です。

左側が操作画面、右側がプレビュー画面です。

下部にあるのは動画のタイムラインで、キーフレームを追加したり動かしたりする事によってフィルターの動作をコントロールできます。

※ここではトリミングとして利用するので、動作はつけません。

一番左のキーフレーム(動画の開始時点)から設定していきましょう。

一番左のキーフレームを選択し、操作画面の点線枠を調整していきます。

幅と高さの数値を調整したら中心の＋をドラッグし、プレビュー画面を確認しながら不要な部分を隠しましょう。

動画をドラッグして、必要部分が中央に来るように配置し直しましょう。

動画の必要部分を、画面中央に配置できたら完了です。

黒い部分を透過させる

クロップをかけて不要な部分を黒で隠した動画や静止画像を、オーバーレイトラックに入れて使いたい場合、黒で隠した部分を透過させます。

画像を選択してオプションを表示し、マスク&クロマキーでオーバーレイオプションを設定しましょう。

終わりに

今回は、動画のトリミング方法についてご紹介しました。

今後も今さら聞けないような簡単な小技を記録していきますので、参考にしていただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。