雨の日の部屋干し。
生乾きのニオイを防ぐため、早く乾かす方法をまとめました。
部屋干し・室内干しの洗濯物が乾かない理由
普段は外に干している洗濯物も、雨が降り続くこの時期はやむを得ず室内に干すことになります。
しかし、 除湿機だけ稼働していても、部屋干し・室内干しでは洗濯物がなかなか乾きません。
洗濯物が乾くスピードに最も影響を与えるのが風です。
乾いた空気が洗濯物の表面を流れる際に洗濯物の水分を奪う為、洗濯物が早く乾きます。
同じ気温の日でも、風が全く無い日よりも、風が強い日の方が洗濯物が早く乾きます。
ところが、室内だと基本的に風は吹きません。
洗濯物の周りには湿った空気がとどまり、洗濯物が乾きにくくなります。
部屋干し・室内干しの洗濯物がなかなか乾かない理由は風が無いからなのですね。
洗濯物にサーキュレーターで風を送る
風が無いなら、サーキュレーターを使って人工的に空気の流れを発生させてやりましょう。
サーキュレーターを使えば、室内でも空気の流れを発生させることができ、洗濯物が早く乾くようになるというわけです。
洗濯物は上の方から乾いていき、重力の影響で水分が衣類の下の方にたまるため、下の方がより乾きにくい特性があります。
つまり、早く乾かすにはなるべく洗濯物の下の部分に風をあてるのがポイントです。
また、空気が流れていると雑菌が発生しづらいのか、部屋干し・室内干し特有の嫌な臭いもしづらくなるというメリットがあります。
あの生乾きの臭い・・・本当に嫌ですよね。
ニオイを抑えるコツは乾燥時間を短縮することです!
部屋干しでも5時間以内に洗濯物を乾かすことができれば、生乾きのニオイは発生しにくいというデータがあります。
サーキュレーターを併用して乾くスピードを上げるのは、とても理にかなっていると言えるでしょう。
室内干しをする時に最適な場所は?
除湿機能が効率的に働くのは、広い部屋よりも、狭い部屋・空間です。
脱衣所や浴室など、狭い場所で部屋干し・室内干しするのがおすすめ。
この時、ドアや窓は閉め切ってください。
換気扇も切っておきましょう。
狭い密閉空間でこそ、除湿能力が最大限発揮されます。
早く乾かす為に◇洗濯物の間引き
サーキュレーターで空気の流れを作っていても、どうしても風が直接当たる場所と当たらない場所ができます。
部屋干し・室内干しは洗濯物の量が少なければ少ないほど効率よく乾かす事が出来ます。
乾くまで全ての洗濯物を干しっぱなしにするのではなく、時々様子を見て、乾いた洗濯物から順次取り込んでいくことで、他の洗濯物も効率よく乾かすことができます。
まとめ
今回は、効率の良い部屋干し・室内干しについてご紹介しました。
- 除湿機とサーキュレーターを併用し、乾くスピードをアップ
- なるべく密閉された狭い空間を利用する
- 効率よく乾かす為、乾いた洗濯物から順次間引いていく
お読みいただきありがとうございました。
コメント