パソコンを立ち上げると、
この問題は、アカウントからサインアウトし、もう一度サインインすると解決できることがよくあります。
今すぐサインアウトしない場合、作成するファイルや変更の内容はすべて失われます。
と表示され、Windows10デスクトップ画面に進めないトラブルが起こった時の対処方法を図解していきます。
私の場合、古いデスクトップPC稼働中に誤って電源コードを抜いてしまった時に起こりました。
警告通りにサインインし直しても解決せず、調べた結果、ユーザープロファイルが破損してしまっていました。
新アカウントファイルを作成し、旧アカウントで使っていたデータをコピペするという方法である程度復元できましたので、記録として対処法を記載します。
同じようなトラブルでお困りの方の参考になれば幸いです。
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原因はユーザープロファイルの破損
原因はユーザープロファイルの破損によるものでした。
ユーザープロファイルとは、ユーザーごとのデータや設定を指し、Windows2000あたりから実装された、PCをシェアして使うための機能です。
Windows立ち上げ直後にサインイン画面が表示されますよね。
そこに表示されるユーザーに、それぞれユーザープロファイルが存在するというわけです。
ユーザープロファイルは破損してしまっても、使っていたデータはCドライブ内に残っているので落ち着いて対処しましょう。
方法はいろいろとありますが、ここでは、他のユーザーでログインし、新たな自分用アカウントを追加してかつてのデータを移植させるという方法を図解していきます。
ユーザープロファイル修復方法
新しくアカウントを作る
まずは、サインイン画面左下にある、別のユーザーのアカウントにサインインさせてもらいましょう。
破損してしまったアカウントの代わりに新規アカウントを作成します。
Windowsマーク右クリック→設定→アカウントと進みます。
家族とその他ユーザー→その他のユーザーをこのPCに追加をクリックします。
Microsoftのアカウント情報を入力します。
新しくアカウントが作成できたら、Windowsマーク右クリック→シャットダウンまたはサインアウトからサインアウトし、新しいアカウントでサインインしてみましょう。
ユーザーデータを移植する
新たにアカウントが作成できました。
次に、かつてのユーザーデータを新しいアカウントで使うことができるようにします。
PC→OS(C;)→ユーザーと進みます。
ユーザーの中には、先ほど作成した新しいアカウントのフォルダと共に、今まで自分が使っていたユーザーフォルダもあるはずです。
更新日時などを参考にしながら開きましょう。
前に使っていたアカウント名のファイルをクリックし、
という警告が出たら、続行をクリック。
ファイルが開けたら、表示タブ→オプションをクリックします。
詳細設定の隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示するにチェックを入れます。
一番下、保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)のチェックを外します。
これで、必要なファイルが全て表示されました。
ファイルフォルダーだけをコピーして、新しく作成したアカウント名ファイルの中にペーストし、上書きしたら完了です。
終わりに
無事に復元できたでしょうか?
あれこれやっているうちにデスクトップがきれいさっぱり初期化された?と思ってしまいますが、ユーザープロファイルによる仕組みゆえの結果なので、落ち着いて対処してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。