甘くてジューシーだけど、すっきりとした味わいが嬉しいナシ。
老若男女問わず人気のフルーツです。
そんな梨ですが、日持ちがしないのが難点ですよね。
- 梨はどこがいちばん甘いの?
- 梨を美味しく食べる為の切り方は?
- 美味しく冷やすタイミングは?
- 梨に栄養はあるの?
- 梨のカロリーは?ダイエット向き?
などなど、知っているようで知らない梨の疑問。
そんな疑問を解決すべく、梨の正しい保存方法や、美味しく食べる為の冷やし方についてまとめてみました。
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身体に優しい梨の栄養素
梨は、ビタミンB群、ビタミンCをわずかに含みますが、ビタミン・ミネラル面での効能はあまり期待できません。
しかし、消化吸収のよい果糖は病中病後の体力回復を助け、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸には、体の代謝活動を促進し疲労を回復させる効果があります。
体内の余分なナトリウム(塩分)を尿とともに排泄してくれるカリウムが多く含まれるので、高血圧の予防やむくみの解消に効果があります。
糖アルコールの一種であるソルビトールには、整腸作用、咳やのどの炎症を鎮める働きがあります。
梨のカロリーは?ダイエット向き?
1個あたり約129kcalです。半玉だと64.5kcalです。
果物のなかでもカロリーや糖質量が少ないため、ダイエット向きの食材と言えそうですね。また、水分量が全体の88%を占めているので、満腹感を得やすいのも◎
梨を美味しく食べたい!冷やすタイミングは?
冷やすタイミングと言うより、梨は常温保存がNGなんです。
冷暗所で保存するほうが、水分を消費しにくく品質を保ちやすいため、必ず冷蔵庫で保存しましょう。
梨のいちばん美味しい部分は?
梨の一番おいしいところはお尻(軸のない方)です。
梨の皮に近いほど糖度は高くなります。
芯を太めに切り取ると、美味しく食べられるわけですね。
梨を美味しく食べる為のベストな切り方
皮に近い部分は甘味が強いので、なるべく薄く皮をむきましょう。ピーラーでむくのもいいですね。
皮をむき、縦半分にしたら、芯をとる前に一口大の乱切りにします。
角度をつけると食べやすいですよ。
ジューシーさが命の梨は、ひとくちでほおばれる大きさがいちばん。
この切り方なら、口のなかに広がる果汁を堪能できます◎
梨は冷凍保存も可能
皮をむいてカットした梨を砂糖水や塩水にさらして酸化止めをしてからラップで包み、密封できる袋に入れて冷凍庫へ入れます。
1ヶ月ほど保存期間が長くなるのですが、生梨のシャキシャキの食感は失われてしまうので、コンポートやシャーベット、お菓子作りなどにアレンジして楽しみましょう。
梨をアレンジして美味しく食べる
そのまま食べてもおいしい梨ですが、たくさんもらった時などはアレンジしてリッチな食感を味わうのもおすすめです◎
梨のシャーベット
皮をむいてカットした梨を砂糖水や塩水にさらして酸化止めをして冷凍します。
梨は、凍らせてもカチカチになることはありません。ひんやりとしたシャリシャリ食感は、それだけでシャーベットのように食べられます。
冷凍梨を袋に入ったまま手で揉み崩し、中身を器にとりだせすとさらにシャーベットっぽく仕上がります。
梨のコンポート
皮をむいて薄めの串切りにした梨に、オリーブオイルと砂糖をこってりまぶして電子レンジ600Wで3分加熱。
1度かきまぜて、電子レンジでさらに1分加熱したら、簡単コンポートの出来上がりです。
冷凍のパイシートに包んで焼いたり、アイスクリームに添えたり、パンと一緒に食べたり。
生の梨を食べ飽きたら試していただきたいおすすめのレシピです。
フルーツのリキュールがけ
果物全般に言えますが、皮を取って一口大に切って、(丸くくり抜いても◎)
ラム酒やブランデーなど、お好みの洋酒やリキュールをふりかけると味が格段にグレードアップします。
白ワインやお菓子用のリキュールなら安価でお手軽に使えます。
終わりに
秋の楽しみのひとつである梨の美味しい食べ方や保存方法についてまとめてみました。
ひとくちに果物と言っても性質は様々です。
正しく取り扱い、美味しくいただきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。