夏休みや冬休みに課せられる面倒な宿題と言えば、お習字。
書道教室に通っている子なら書道教室で済ませられるけど、そうではない子は家で習字道具を開け、周りに墨が飛び散らないよう養生してから始めなければなりません。
また、休み明けに提出した書き初めはそのままコンクールに応募されたり、教室の後ろに上手な子の作品と分け隔てなくズラッと並べて飾られたりするので、それなりの物に仕上げたいところですよね。
そこで、今回は書道を習っていない子でも、それなりの作品に仕上げるコツを調べてみました。
ちなみに書き初めは規定の長細い用紙に書きますよね。
手提げにも入らないサイズですし、折って持って行くわけにもいかず…どのように学校に持って行けば良いのでしょうか?
書き初めを折らずに学校へ持って行く方法についても調べてみましたので参考になさってください。
長いお休みをエンジョイするためにも、頑張りましょう!
コツをおさえると上手に見える
お習字を習っていなくても、コツさえおさえて書けば、教室の後ろに飾られても恥ずかしくないそれなりのクオリティに仕上がります。
5つのポイントを挙げてみました。
1.大きく書く
小学校低学年はとにかく1つ1つの文字を大きく書く事を意識しましょう。
小学校中学年以降は漢字よりも平仮名をひと回り小さく書くように意識しましょう。
2.かすれさせない
一角書き終えるごとに墨をつけ、文字がかすれないように注意しましょう。
また、筆の先が乾燥してかたまっていたり、割れていないか確認するなど、しっかり筆先を整えましょう。
3.にじませない
筆に墨をつける時、硯(すずり)のしきりの部分でしっかりしごき、文字がにじまないように注意しましょう。
筆についた余分な墨を落とす事でにじみを防ぐことができます。
もし墨をつけすぎたまま書いた場合、すぐに新しい半紙を上に乗せてそっと手で押さえれば、多すぎた墨を吸ってくれ、にじみを防ぐことができます。
4.カーブを三角に
カーブする箇所は、持った筆の向きを変えずに三角をイメージして書きましょう。
5.トメ・ハネ・ハライを意識する
習字の基本ですが、トメ・ハネ・ハライを意識するとそれっぽく仕上がります。
習っていないとつい忘れてしまいがちですが、トメ・ハネ・ハライの時はゆっくり丁寧に筆を動かしてみましょう。
学校への持って行き方
書初め
書いた書初めが乾いたら、新聞紙にはさみ、そのままラップやアルミホイルなどの長細い箱などに巻いてゴムでとめるとシワになりません。
牛乳パックの上を切ったものでもOKです◎
また、ラップやアルミホイルの芯に巻いてた後それらの箱に入れて持ち運ぶとさらに防御が強化されますね。
同様に、賞状を入れる筒に巻いた書初めを入れて持って行くのも汚れずシワにならず良いですね。
このような筒状のケースを1つ持っておくと便利です。
半紙
画用紙などの厚めの紙の上に、乾いたお習字の宿題を置き、その上に新しい半紙を置きます。
お習字の半紙が内側になるように厚紙ごとくるくる巻いてゴムでとめるとシワにならずに持っていく事ができます。
終わりに
お習字の宿題をそれなりに仕上げる方法についてまとめました。
長期の休みの時に出される宿題で、苦手意識を持っている子もいると思いますが、5つのコツを抑えて挑戦してみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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