エアコンや除湿機と併用して効果アップ!扇風機・サーキュレーター

スポンサーリンク
記事内に広告が表示される場合がありますが、虚偽・誇大表示はございませんので安心してご利用ください。
家事の役立ち情報 家事

嫌になるほど湿気を肌で感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

気温はそれほど高くないものの、肌にまとわりつくような湿気がなんとも不快・・・。

そんな不快な時期を乗り越えるため、今回は、エアコン除湿機除湿機能を遺憾なく発揮するためのグッズ「扇風機」「サーキュレーター」について徹底調査しました。

扇風機サーキュレーター、一見似たような物のように思えますが、どちらをどのように使うのがより効果的なのでしょうか。

結果から記載すると、このようになります。

・除湿機はサーキュレーターと併用が効果的
・エアコンはサーキュレーターと扇風機両方併用が効果的

このページでは、

除湿機とサーキュレーターの併用方法

エアコンとサーキュレーター・扇風機の併用方法

扇風機とサーキュレーターの違い

扇風機とサーキュレーターの電気代を比較

について解説しています。

除湿機とサーキュレーターの併用方法

直線的な強風で室内の空気を循環させるのがサーキュレーターの特徴です。

湿気はにたまるものなので、除湿機もサーキュレーターもなるべく床に近い低いところに置くのがポイント!

▶除湿機もサーキュレーターも低いところに置く

▶除湿機の送風口の対角にサーキュレーターを置き、天井へ向けて送風する

リビングなどで使う場合はこのように設置することで、乾いた空気が部屋中に効率よく循環します。

雨の日は、除湿機とサーキュレーターを併用して部屋干し・室内干しの洗濯物をスピーディーに乾かすのにも最適◎

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

エアコンとサーキュレーターと扇風機の併用方法

エアコンとサーキュレーターの併用

夏の冷房運転時

暑い時のエアコン冷房運転時、サーキュレーターはエアコンの対角、低い場所に置き、エアコンに向けて送風するのが効果的です。

暖かい空気は、冷たい空気はにたまります。

エアコンからの冷風がたまる場所、エアコンの対角下に設置し、冷たい空気を循環させましょう。

冬の暖房運転時

寒い時のエアコン暖房運転時、サーキュレーターはエアコンの対角、反対側の高い場所に置き、エアコンもしくは天井に向けて送風するのが効果的です。

天井付近に暖かい空気がたまるので、サーキュレーターの送風でたまった暖かい空気を撹拌させましょう。

扇風機だと風が当たり寒いですが、直線的な風を放つサーキュレーターならではの仕事です。

エアコンと扇風機の併用

直線的な強風で室内の空気を循環させるサーキュレーターに対し、扇風機は、柔らかい風を直接浴びる事で体感温度を下げる効果を目的として設計されています。

暑い時期にエアコンと併用して、設定温度を上げたエコ運転に一役買うのが良いでしょう。

ちなみに夏場のエアコンの推奨温度は28℃とされていますが、扇風機を併用し、直接風を浴びる事で体感温度2~3℃下がると言われています。

一見、エアコンと扇風機どっちも稼働すると電気代が増えるのでは?と思ってしまいますが、冷房時の場合、エアコンの設定温度を1℃上げると約10%の節電になると言われています。

扇風機の安価な電気代をプラスしても、エアコン単独で使うより、電気代は抑えられると言うわけですね。

エアコンとサーキュレーターと扇風機の併用方法まとめ

以上をまとめるとこのようになります。

▶熱い時期の冷房運転時期
エアコンの対角の低い場所にサーキュレーターを置き、エアコンに向けて送風+扇風機で人に風を浴びせる

▶寒い時期の暖房運転時期
エアコンの対角の高い場所にサーキュレーターを置き、エアコンもしくは天井に向けて送風し、暖かい空気を攪拌する

扇風機とサーキュレーターの違い

扇風機
扇風機は、身体に直接風を当てて、涼しむための物です。

扇風機から送り出される風は、先に行くにつれて広がるような形になり、遠くまで風を送るのには不向きです。

柔らかく風量が弱い、音も静かな風は、就寝中リビングで直接人に当てる使用方法がピッタリと言えます。

扇風機の特徴
  • 柔らかく弱い風
  • 遠くまで風が届かない
  • 音が静か

サーキュレーター
サーキュレーターは、空気を循環させるための物です。

風は直進方向に強く送られ、遠くまで風を送る事ができます。

また、方向を上下に動かせるので、真上に向けて風を送る事も可能です。

サーキュレーターは、音がうるさい傾向にあります。

最近は静音性に優れたものも出てきましたが、扇風機と比較するとどうしても音が大きく感じます。

サーキュレーターの特徴
  • 風量が強い
  • 遠くまで風を送る事ができる
  • 風の方向を上下自在に動かせる
  • 音がうるさい

扇風機とサーキュレーターの電気代を比較

扇風機とサーキュレーターは目的とするところも風の特徴もまったく異なる家電であることが分かりました。

では、電気代はどうでしょうか?

省エネ機能などのついていない、一般的な扇風機とサーキュレーターを比較してみました。

扇風機
消費電力(50Hz/60Hz)
風量最小運転時(首振りなし):11W/13W
風量最大運転時(左右首振りあり):40W/43W 1時間あたりの電気代の目安(50Hz/60Hz)
風量最小運転時(首振りなし):0.297円/0.351円
風量最大運転時(左右首振りあり):1.08円/1.161円

サーキュレーター
消費電力(50Hz/60Hz)
風量最小運転時(首振りなし):13W/16W
風量最大運転時(上下左右首振りあり):34W/31W 1時間あたりの電気代の目安(50Hz/60Hz)
風量最小運転時(首振りなし):0.351円/0.432円
風量最大運転時(上下左右首振りあり):0.918円/0.837円

扇風機、サーキュレーターともに、風量最大で使用しても1時間あたりの電気代は1円前後とかなり安価であることが分かります。

消費電力量が小さく、電気代があまりかからないということは、扇風機とサーキュレーターのありがたい共通点と言えるでしょう。

まとめ

今回は、扇風機とサーキュレーターについてまとめてみました。

  • 扇風機は、暑い時期に冷房と併用し、身体に直接風を当てて体感温度を下げる
  • サーキュレーターは、寒い時期に上向き送風で暖かい空気を攪拌させる
  • サーキュレーターはエアコンや除湿機と併用することで除湿や冷暖房効果を高められる
  • 扇風機もサーキュレーターも消費電力量が小さく、電気代があまりかからない

似て非なる目的を持った2つの家電。

シーンに合わせて上手く使い分けていきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました