塩素系漂白剤を正しい使い方|変色トラブルの回復方法

前回の記事では、漂白剤種類やそれぞれの性質についてまとめました。

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今回は塩素系漂白剤についての記事です。

 

パワフルな漂白力でグングンしみを落とす塩素系漂白剤

 

しかしながら、漂白力が強いだけに布地を傷める可能性もあり、使える洋服も限られたりと、扱いも慎重にならざるをえません。

 

また、衣類だけではなく、キッチンお風呂などの水回り除菌にも使われる塩素系漂白剤

 

それぞれの薬剤に違いはあるのでしょうか?

 

また、塩素系漂白剤を使ったら衣類がピンクになってしまったりと、変色するのはなぜなのか?

 

などなど、知っているようで知らない漂塩素系漂白剤性質も詳しく解説していきます。

 

本末転倒な事態を避けるために、正しい使い方どのような汚れに効果的なのか、理解を深めていきましょう。

 

  水溶性シミの落とし方  
みそ汁・コーヒー・水彩絵の具etc

  油溶性シミの落とし方  
チョコ・口紅・油性ペン・クレヨンetc

 タンパク質シミの落とし方 
血液・便・皮脂・母乳etc

  不溶性シミの落とし方  
泥・墨汁・香水・埃・さびetc

 タンニン系染みの落とし方 
カレー・くだもの・ワインetc

 

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塩素系漂白剤はこんな汚れに効果的

塩素系漂白剤を使用できる条件は、白いワイシャツ・Tシャツ、白いタオル、布巾など、普段洗濯機で洗っている白物の衣類であることです。

 

それらについてしまった黄ばみやインクなどの着色、食べこぼしのガンコな汚れに使いましょう。

 

色柄モノの衣類は色落ちの可能性があるので使えません。

 

塩素系漂白剤の液性はアルカリ性で、布地を傷めやすく、使っているうちに生地が薄くなっていったり、穴が空くなどの症状が出ます。

※白いものでも毛や絹、ナイロンなど素材によっても使えないものがあります。

漂白剤での色落ちをチェックする方法

白い布に使った場合でも、風合いが変わってしまう事があります。

 

そこで、塩素系漂白剤を使う前に、目立たない部分で色落ちをチェックをしましょう。

 

色落ちチェック手順

  1. 規定量の水でうすめた漂白剤を綿棒に染み込ませる。

  2. 洋服の裏など目立たない場所につける。

  3. 5分ほど放置する

 

変化が無ければOKです。

塩素系漂白剤でのつけ置き洗い

塩素系漂白剤メインの使い方がこのつけ置き洗いです。

 

ゴム手袋・エプロンで液の飛び散り対策をし、換気をしてから始めましょう。

 

塩素系漂白剤でのつけ置き洗いの手順

  1. 洗面器に規定量の水と漂白剤を入れ、シミ抜きしたい衣服を入れる。

  2. 汚れの落ち具合を見ながら5~30分ほどつけ置く。
    2時間以上の放置は生地が傷んだり、変色してしまうのでNGです。

  3. 汚れが落ちたら入念にすすぐ。
    つけ置きしたものだけ洗濯機に入れ、すすぎ~脱水機能を使ってもOK。

  4. 脱水し、干す。

塩素系漂白剤を使って洗濯機洗い

シミのついた白物がたくさんあり、まとめて洗うときには塩素系漂白剤洗濯機に投入して洗うのが手軽で便利です。

 

洗濯洗剤には塩酸系成分が入っていないので、混ぜても問題ありません。

 

塩素系漂白剤を使用した洗濯機洗いの手順

  1. 汚れを落としたい白物の洗濯物だけを洗濯機に入れる。

  2. 洗剤といっしょに塩素系漂白剤を入れる。
    洗濯洗剤には塩酸系成分が入っていないので、混ぜてもOKです。

  3. 洗い終わったら通常通り干す。

塩素系漂白剤で変色した時の対処法

強い漂白パワーを持つ塩素系漂白剤は、服についた日焼け止め皮脂化学反応を起こし、白物を変色させるトラブルが起こる場合があります。

 

そんな変色トラブルの直し方をご紹介します。

シャツが黄ばんでしまった時の直し方

この黄ばみは、還元型漂白剤で回復できます。

 

有名なのが白物専用の還元型漂白剤【花王】ハイドロハイターですね。

ハイドロハイターハイドロハイター


還元型漂白剤を使った色戻しの手順

  1. 製品の表示に従い、40℃のお湯にハイドロハイターを溶かします。

  2. 黄ばみのついたシャツ全体を入れ、30分~1時間つけ置きます。

  3. 水ですすぎます。

  4. 黄ばみが抜けきらない場合は、濃度を少し上げ、つけ置きの時間を長めにして、もう一度漂白してみましょう。

 

詳しい使い方はこちらをご参照ください。

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注意するポイント

ハイドロハイターは、お湯の温度が下がると効果が低下します。

 

冬などの気温が低い時期にはつけ置きした容器にフタ覆いをするなど、なるべくお湯が冷めないように工夫しましょう。

ただし、密閉しないようにご注意ください。

 

また、色物やワンポイントのついた白物には使用できません。

 

白シャツの黄ばみの原因

Yシャツ袖口には、適度な硬さを持たせる為に芯地メラミン系樹脂が使われる事があります。

 

この樹脂濃度が濃い塩素系漂白剤につけ置きしたり、または規定量をちゃんんと守った塩素系漂白剤でも、長い時間つかっていると、塩素と反応して黄ばむ原因となります。

 

白い衣服がピンクになってしまった時の直し方

服に日焼け止めが付着していたことに気づかずに塩素系漂白剤を使うとピンク~赤っぽくなる場合があります。

 

つまりピンクになった部分は、日焼け止めがついている部分という事です。

 

服についている日焼け止めをきれいに落とせば、変色も回復します。

 

日焼け止めによる変色を戻す手順

  1. ケイ酸塩入りの石鹸をすり込み、やさしくもみ洗いする。

  2. 完全に落ちない場合はぬるめのお湯につけて半日くらい放置してみる。

  3. 洗濯機で洗う。

キッチン用・衣類用・カビ取りハイターの違いは?

主成分である次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)・水酸化ナトリウム(アルカリ剤)は同じです。

 

トイレ用カビ取りハイターなど、スプレー容器で売られているものは、直接スプレーする為、塩素濃度が1%以下に調節されています。

 

キッチンハイター衣類用漂白剤は、希釈して使う為、塩素濃度は6%くらいに調節されています。

 

さらにキッチン用塩素系漂白剤には界面活性剤が含まれており、除菌や漂白するだけではなく汚れを落とすのにも役立ってくれます。

 

それぞれの用途が違うので、やはり衣類用・キッチン用・カビ取り用等、用途によって使い分けるのが効果的だと言えるでしょう。

終わりに

塩素系漂白剤は、強い酸化力と殺菌力があるため、家庭でも衣類のしみ取りや漂白、除菌やカビ取りの洗剤などの用途に広く使われていますが、使用する際は十分な注意が必要です。

 

容器に記載してある使用上の注意点をしっかり守って、便利に使いましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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